電動アシスト自転車のアシストの力が弱いと修理依頼を受けました。試しにうちの予備バッテリーで走ってみると問題無し。予想通りバッテリーの劣化によるものでした。
依頼者さんは、バッテリーを新しく買うくらいなら…と丸ごと新車の電動アシスト自転車を買ってくださいました。
今までの自転車はうちで引き取ってリサイクル自転車として売ろうかと考えました。そういう問い合わせも多いし。ただ問題は自転車の保存状態が悪く錆だらけという事。車体の塗装の下からも錆が出ている状態でした。これをレストアすると売価がかなり高額になってしまうと予想できます。それが理由で売れないのは嫌なので、うちのレンタサイクルにする事にしました。当店のレンタサイクルはほとんどの方が電動アシスト自転車を選ばれるのでもう一台あってもいいかな。
まずは分解です。錆を落とし、磨いて、磨いて、磨いて。
ドライブユニットを外し、フレームだけにする。
錆を落として再塗装。元の色とは全く違う色にしました。
グリスを入れ替え、組み立て。
錆がひどかったのでスピードセンサーを撤去。走る分には影響ありません。手元スイッチの表示が誤解を生みそうなのでテープで隠す。
問題なく乗れます。