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事例1 ~車輪が原因のケース~
ハブ(車輪中心部)のグリス入換を行いました。グリスが無くなることにより、ベアリング・芯棒などが摩耗して車輪全体がガタつきます。
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車輪を外し、芯棒部分を分解
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グリスが無くなっている状態
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グリスを入れる。
場合によってはベアリングも交換いたします
料金 2,600円~
事例2 ~フレームが原因のケース~
自転車フレームの一番低い部分で、ギアの付け根をBB(ボトムブラケット)またはハンガーと呼びます。
芯棒とベアリングで構成される自転車をこぐのに重要な箇所です。
経年劣化でがたついたり、音がすることがあります。ひどいときは動かなくなります。
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左右クランク、ギア等を外し、BBを分解します。グリスが無くなり、錆びています。グリスが無いので芯棒とベアリングが直接当たり、摩耗してがたつくのです。
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分解後のBB内部。全くグリスがありません。
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新しい部品にグリスをつけて組み立てます。
昔は5~10年使わないとこの症状は出ませんでしたが、最近の安い自転車は1~2年でこうなることが多いです。
新車の時点でグリスが少ないのかなと想像してます。
料金 4,400円
フロントフォークの交換
壁などに正面衝突すると、前輪を支えるフロントフォークが後方に曲がってしまうことがあります。曲がることによって衝撃を吸収し、運転者が前方に飛び出るのを防ぎます。だから曲がりやすくなっています。たまに不良品ではないかと疑われますが、曲がらないほうが不良品です。
曲がりの程度によっては走行自体は可能な場合もあります。ですが、ハンドルがぶれたり・左右どちらかに向かって走行したりと、乗りにくいことは間違いありません。前輪ブレーキが適正な位置からずれて、タイヤに直接当たることもあり、タイヤを削ってしまいます。
ハンドルポスト・前輪などすべて外し交換します。前輪自体が歪んでいる場合が多いのでそこも注意します。
料金 7,700円~
※部品によって値段が変わります。ブリヂストンの部品は高くなります。
車輪の外側部分リムの交換
自動車に接触して転倒したとき車輪にゆがみが出ることがあります。軽度なら調整で直りますが交換が必要な場合もあります。
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車輪を外し分解します。
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同時に掃除も行います。
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新しいリムを組み
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振れ取り台で
ゆがみを取って完成です。
料金 7,700円~
交換するリムの素材がアルミかステンレスか、前輪か後輪か、シングルギアか多段ギアかで料金が変わります。車輪丸ごと交換の場合もあります。
フレーム塗り替え
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分解
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白く塗装→マスキングして黒く塗装
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完成
オーバーホール
平成2年のお買い上げの自転車のオーバーホールです。
交換部品:後輪タイヤ、後輪ブレーキドラム、グリップ、前カゴ、スタンド、サークル錠
作業:BB分解・グリス入れ替え、錆落とし、洗車、前ブレーキ締め直し、他注油・調整
このブレーキはワイヤー式では無く昔ながらのロッドブレーキなので、部品の調達が心配でしたが無事に入手できました。
元々高級な自転車なのであらゆる面で行き届いていて作業は楽でした。
今の自転車ではこうはならないでしょう。